自分を強くする動じない力: 面白いくらい実力を発揮していく7つの法則/荒谷卓
自分を強くする動じない力: 面白いくらい実力を発揮していく7つの法則/荒谷卓
￥1,512
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★★★★★
明治神宮武道場「至誠館」館長で、
合氣道や鹿島神流剣術を
教えて頂いている
荒谷卓先生の新刊。
発売は10月19日だが、
有難く進呈頂いた。
誠にありがとうございます。
早速拝読しました。
前著の
戦う者たちへ (日本の大義と武士道)/並木書房
￥1,620
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と比べるとかなりマイルドで分かりやすい。
初心者はこの本から入って
次は是非「戦う者たちへ」も読んで頂きたい。
本書は折角実力があるのになかなか
発揮しきれていない若い方には
是非読んで頂きたい本。
特に就職活動で面接が上手くいかなかったり、
日々の仕事でもがき苦しむ若きビジネスパーソンには
これは何よりの本だ。
とても良いと感じるのは、
世にある自己啓発の本では
「自信を持て」で終わっているものが大半だが
「どうしても自信が持てない方が
どうすれば自信が持てるようになるのか？」
の具体的で分かりやすいアプローチが丁寧に説明されており、
私も若き悩ましい日々にこの本が手元にあれば
どれだけ癒され励まされただろうかと思う。
ただ、かみさんにこの本を見せたら一言
「自信満々、全く動じることのないあんたには必要のない本ね」
と。おいおい（笑）。そんなことないぞ。
ところで荒谷卓先生は10年間の至誠館での
ご指導に一旦区切りを付け、新しいことにチャレンジされる。
私は、この激変する世界のその先に、
素晴らしい人間と自然の共同体をつくりたいと考えています。
そこで三重県熊野市に、自然の中で他に依存せず、
仲間とともに生きる実践経験の中から、
個々人の奥底に眠っているタフな人間力を
目覚めさせる共同体ネットワークを築く活動に取りかかりました。
自分で物事を成し遂げる達成感や、仲間との一体感など、
日常でなかなか得にくくなっている感覚も実感できる
人間研修の場でもあります。
三重県熊野市に「四季の里本郷」という施設があった。
道場もあれば宿泊施設、飲食施設、田畑や川辺、大浴場まであり、
地元の名士が経営運営していたが年齢上の理由からしばらく閉めていた。
こちらを譲り受け再生させ、荒谷卓先生が目指す理想郷を創るという。
ささやかながら事業経営や不動産関連の部分で
私もお手伝いをさせて頂いており、
2018年11月4日の開所式にも参加予定だ。
本書に書かれていることは荒谷卓先生が実践され続けていることで、
「明治神宮武道場至誠館館長」という実に重い名誉ある職に安住せず、
ご自分の大義を信じ新たなチャレンジを楽しまれている。
この世に生きる「ラストサムライ」との運命的なご縁に感謝しつつ、
引き続き何かお役に立てることを強く願っている。
